おすすめの無料被リンクチェックツール7選

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要約:
- Google Search Consoleは、Googleが提供する無料の解析サービスで、自サイトやページの詳細を確認できる基本ツールです。
- Ahrefsは、サイトやページの被リンク数や、被リンク元のページを確認することができます。
- Majesticは、リンクの信頼度を確認することができるため、被リンクを増やす際の参考となります。
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このページは、”被リンクを増せばSEOに効果あり!良質な被リンクとは?“に関連する記事です。
はじめに
SEOの手法は大きく内部施策と外部施策の2種類がありますが、外部施策の中心となるのが外部サイトからのリンクを獲得することです。
外部サイトからリンクが多く貼られているWebサイトは、Googleから信頼性が高くユーザーにとって有益なコンテンツを発信しているサイトと評価されて検索順位が向上します。
しかし、被リンクであればどんなものでも良いわけではなく、信頼性が高いサイトからの被リンクでなければ正当に評価してもらうことはできません。
逆にスパムサイトからのリンクが数多くあると、自サイトまで低質なサイトであるとGoogleに評価されて検索順位を下げる要因となります。
そのため、ウェブサイトを運営するのであれば、被リンクチェックツールを活用して自サイトに向けられたリンクを随時確認して、低品質なサイトからのリンクを見つけたらリンク否認ツールを使って無効化しておくことが大切です。
また、ツールを活用すれば自サイトだけでなく競合サイトのリンクもチェックすることができるため、次に行うべきSEO施策の立案にもつなげることができます。
被リンクが確認できれば、様々なデータとして活用することが可能となるので、ここでは無料で使える被リンクチェックツールの中でもおすすめのツールを5種類ご紹介していきます。
Google Search Console
まずご紹介するのは「Google Search Console」です。
このツールはGoogleが無料で提供しているサイト管理ツールで、被リンクチェックツールとしての機能も備えています。
リンク確認を行う際は、左メニュー内の「リンク」の項目を選択すると、自サイト内の外部リンク総数や外部リンクを多く獲得しているページ、リンク元のURL、リンク元のアンカーテキストといった内容を確認することが可能です。
GoogleサーチコンソールはGoogleアナリティクスと同じくウェブサイトを運営する上で必須のツールと言えますが、リンクに関しては最新の情報しかチェックすることができません。過去の推移をチェックする機能は有していないので、獲得リンク数の推移などの情報を見たい場合は他のツールを使うことをおすすめします。
Ahrefs Overview
「Ahrefs Overview」は、Webサイトを分析するためのツールです。
Ahrefs Overviewでは、あるWebサイトやWebページの被リンク数や、被リンクを張っているWebサイト元やWebページ元を確認することができます。
Ahrefs Overviewでは、被リンク数の他にも、ドメイン評価やキーワード毎のランキングを確認することができるので、SEO対策全般に役立つ参考情報を得ることが可能です。
Ahrefs Overviewは、有料のツールですが、無料トライアル版も用意されているので試してみるとよいでしょう。
Majestic
「Majestic」は、Ahrefs同様にWebサイトのSEOを分析するためのツールです。
被リンク数や、被リンクを張っているページを確認することはもちろん、サイト内のページのランキングを確認することも出来ます。
リンクの信頼度を確認することができるため、被リンクを増やす際の参考となるでしょう。
こちらも有料のツールですが、無料のトライアル版が用意されています。
hanasakigani
次にご紹介するのは「hanasakigani」です。こちらは株式会社ディーボが提供しているツールで、調査対象のURLを入力することで獲得リンク数が把握できます。
自サイトだけでく競合サイトもチェック可能ですが、リンク元のURLやアンカーテキストといった詳細な項目までチェックできるのは10件までとなっています。
シンプルな使い勝手なので気軽に使うことができます。
また、自サイトのURLとキーワードを入力することで、主要な競合サイトとその被リンク数をチェックすることもできるので、検索上位を狙うキーワードごとの競合サイトを洗い出す際にも活用できます。
Open Link Profiler
3つ目にご紹介するのは「Open Link Profiler」です。
こちらは調査対象のURLを入力することで、どのページにどの程度のリンクが貼られているのかを確認できるツールです。
ページごとのリンク数を確認できるとともに、調査結果がグラフとして表示されるので大まかなリンク獲得状況を把握する際に便利なツールと言えるでしょう。
また、リンク元サイトのドメインパワーも判定してくれるので、獲得しているリンクの質を判断する際の目安にすることもできます。
より高度な機能が使える有料版も提供されていますが、英語で提供されているサービスなので英語が苦手という方は他のツールを選ぶことをおすすめします。
Moz(Link Explorer)
4つ目のツールは「Moz(Link Explorer)」です。こちらもアメリカは企業が提供しているサービスで、Mozに会員登録することで使うことができます。有料版と比べて機能に制限はあるものの、調査対象のURLを入力するだけで獲得リンク数をチェックできます。また、外部リンクだけでなく内部リンクやドメインパワー、流入キーワード分析など様々な機能も搭載されているのが特徴です。
加えて、Moz(Link Explorer)ではドメインパワーだけでなく、ページ単体のSEO上の強さを意味するページオーソリティも調べることができます。
Bing Webmaster Tool
最後にご紹介するのは「Bing Webmaster Tool」です。
こちらはマイクロソフトが提供しているアクセス解析ツールで、同社が提供している検索エンジン「Bing」に特化したアクセス解析機能が搭載されています。
GoogleにおけるGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール的な立ち位置のツールで、被リンクチェックツールとして活用する場合は、メニューから「SEO」「バックリンク」の順に選択することでドメイン・ページ・アンカーテキスト単位でリンクの獲得状況を確認することができます。
SEO対策は基本的にはGoogleの検索エンジンを想定して行うのが一般的ですが、Bingからのアクセスも意識するのであれば導入しておくと良いでしょう。
まとめ
被リンクをチェックするツールは、膨大なデータを保有しつつ、ユーザーからの検索に耐えうるシステムを維持しなければならない為、有料ツールが多くなっています。
SEO対策を意識した被リンク調査は、検索エンジンが直接管理しているGoogle Search ConsoleやBing Webmaster Toolが他と比較しても信用できるツールであると言えます。
検索エンジン以外が提供しているサードパーティーツールは、便利なサービスではあるものの、あくまでも第三者が計測したデータであるため、参考値程度に留めることをおすすめします。

この記事の執筆者・監修者。当サイトの運営者で、目からウロコのSEO対策「真」常識の著者。主にSEO、SXOの考え方について、現場での経験から、どのようにGoogle検索エンジン対策を行えばよいかを具体的に解説できるよう努めています。再検索キーワード調査、トピッククラスター構築ツール、共起語調査ツール、競合キーワード調査ツール、キーワード候補調査ツール、検索ボリューム調査ツール、見出し抽出ツール、サジェストキーワード調査ツール、MEO順位チェックツールの考案者であり開発者。更に詳しくはプロフィールをご覧ください。SEO対策のお仕事に関するご依頼・お申し込みは、こちらのフォームから承っております。