初心者でもわかる今さら聞けない被リンクとは?

公開日: 更新日:
要約:
- 被リンクとは、外部サイト外部やページ上から、自身のサイトやページへリンクされることを指します。
- 被リンクが多いほど、そのサイトやページが信頼されていると判断され、検索エンジンのランキングが上がる可能性があります。
- 被リンクを増やすことで、サイトやページのアクセス数が増える可能性があります。
はじめに
インターネット上に公開されているサイトは、ページを相互に移動できるハイパーリンクといった仕組みで網の目のように繋がっています。
一言でリンクといっても多くの種類があり、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
特にアクセス数を増やしたいのであれば、”被リンク”について詳しく知っておく必要があるでしょう。
被リンクとは文字どおり自サイトへのリンクを指します。
SEO初心者にとって”被リンク”とは、それほどハードルの低い概念ではありませんが、被リンクをマスターすることがアクセス数の増大に直接的に繋がるため、是非習得いただくことをおすすめします。
被リンクを受けることには、大きく分けて2つのメリットが存在しますが、下記でそれぞれを分けて解説していきます。
リンク経由で訪問してくれるユーザーが増える
1つめは、他のサイトからリンク経由で訪問してくれるユーザーが増えるといったメリットです。
例えば、自分がスポーツ用品のサイトを運営している場合は、スポーツ関連のサイトから訪れるユーザーを誘導できるよう意識した被リンクを設けることが重要です。
様々なスポーツ系のサイトに接触して、積極的にリンクを設置してもらうことがポイントとなり、特に大手にリンクを貼ってもらうことができれば、そこから毎日一定の流入を見込めるようになるでしょう。
ただし、被リンクを依頼する場合は、相互に設置し合うことが慣習となっているので注意が必要です。
双方にメリットがあるように、自分のサイトからも貼ることを相手に伝えるようにすれば、互いに訪問できるルートが設けられることもあり、相互リンクの許可を得られる可能性を引き上げることができるでしょう。
まだサイトを解説して間もない状態であれば、被リンクを1本増やすだけでアクセスが倍になることもあります。
初期段階のサイトには、比較的成果に結びつきやすい活動として定着しているので、地道に働きかけていくとよいでしょう。
最初の労力のみで実感を得られることが少ないかもしれませんが、次第にリンクが増えていくことによって、世界中にサイトの存在を知ってもらえるようになります。
その後は相互リンクではなくとも、良質なコンテンツを発信し続けることが出来れば、一方的な紹介リンクも、他所から自然に設けられる状態となっていくでしょう。
この状態になるには、ある程度の時間を要してしまいますので、そこまで心が折れないように続けられることが肝になります。
検索エンジンに上位表示化される
2つめのメリットとしては、検索エンジンの上位に自分のサイトが表示されることが挙げられます。
通常、検索エンジンに入力したクエリの検索結果は、それぞれの検索エンジンが持つアルゴリズムによって順位決定されます。
このアルゴリズムは公開されているものではありませんが、これらを各々で推測して対処することがSEO対策の第一歩です。
一般的に一番わかりやすくSEO効果があると考えられている方法が、この被リンクを増やすことであり、その数や質に応じて順位に影響があると言われています。
検索エンジンは、ユーザーが求めている有益な情報を提供することを目的として運営されています。
多くの被リンクが存在しているサイトは、それだけで有益な情報が提供されているという考え方があるので、被リンクの質と量がバランスよく存在しているサイトを検索エンジンが上位表示化するアルゴリズムは理にかなっていると言えるでしょう。
ただし、前述のように、このアルゴリズムは非公開とされており、被リンクの数と順位の関連性は明示されていないのが実情です。
質の低い被リンクは、低評価にするといったマイナスに作用するルールが存在しているかもしれません。
それらを知る術はありませんが、さまざまな情報から推察するにあたって、重要視されているのはリンクを貼ってくれているサイト側の影響力と関連性で効果が変化するといった点です。
どのようなサイトからリンクを貼っても、同じように効果が出てしまっては、検索順位のみを上げるためだけの作為的なサイトが横行してしまいます。
自動化などでハイペースに進めれば、不正に1位を獲得できてしまうでしょう。
検索エンジン側としては質の低いサイトを評価してしまっては、ユーザーの利用率が低下を招いてしまうため、このような単純な施策は許していません。
実際、質の低い被リンクを大量に用意するだけの取り組みを行っている事業者もいるので、検索エンジンはリンク元のサイトをしっかり評価して、そのうえで影響力を決定していると考えられています。
誰もが知っているような有名サイトから被リンクを得られることが出来れば、少なくともインターネット上ではかなり信頼度が高く、影響力のあるリンクであるといえます。
一方、誰が作ったのか分からないような無名のサイトから被リンクを受けても、信頼や影響力を得ることは困難でしょう。
被リンクは依頼したほうが早い?
信頼度と影響力の高い大手サイトに被リンクの依頼すれば、一番てっとり早く効果的な被リンクを獲得できると考えられる方も多いでしょう。
しかしながら、開設して間もないサイトであれば相手にされない可能性が高く、現実的であるとは言えません。
相手もやはり実績や信頼度を重視してリンクの許可を判断することが考えられるので、まずは同程度の規模を持った関連性の高いサイトにアプローチしていくのが得策です。
信頼度の低いサイトへの依頼は避ける必要はありますが、ご自身でコンテンツを見て”納得のできる内容”であったり、”自サイトとの親和性が高い”と感じられるサイトは、関連性の強いサイトである可能性が高いので、率先して依頼を行っていくとよいでしょう。
まとめ
SEO対策において、被リンクは重要性が高いことがわかりましたが、あくまでもコンテンツの品質が最優先であることを忘れてはいけません。
流入が一時的に増えたとしても、その先のコンテンツに満足できるユーザーが少なければ、すぐに立ち去られてしまいます。
滞在時間が長く、再訪問を促せるような良質なコンテンツ作り続ける取り組みも並行して行っていかなければなりません。
概要ページ
このページは、”被リンクを増せばSEOに効果あり!良質な被リンクとは?“に関連する記事です。

この記事の執筆者・監修者。当サイトの運営者で、目からウロコのSEO対策「真」常識の著者。主にSEO、SXOの考え方について、現場での経験から、どのようにGoogle検索エンジン対策を行えばよいかを具体的に解説できるよう努めています。再検索キーワード調査、トピッククラスター構築ツール、共起語調査ツール、競合キーワード調査ツール、キーワード候補調査ツール、検索ボリューム調査ツール、サジェストキーワード調査ツール、MEO順位チェックツールの考案者であり開発者。更に詳しくはプロフィールをご覧ください。SEO対策のお仕事に関するご依頼・お申し込みは、こちらのフォームから承っております。