被リンクを自分で増やす方法8選

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要約:
- リンクを貼りたいと思うような、ユニークで品質の高いコンテンツを公開することで、自然なリンクを獲得する。
- 自分のサイトにリンクを貼ってもらう代わりに、相手のサイトにリンクを貼る相互リンクを行う。
- SNSで、自分のサイトやブログのコンテンツをシェアする。
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このページは、”被リンクを増せばSEOに効果あり!良質な被リンクとは?“に関連する記事です。
はじめに
被リンクとは、外部サイトから自サイトにリンクが設けられることで、SEO対策上非常に有用な施策の1つになります。
Googleが、なぜ被リンクを重要視しているかというと、検索エンジンはコンテンツだけを見て「優良であるか」、「そうではないか」を判断しきれないためです。
“価値が高いコンテンツには多くのリンクが張られている”といったGoogleの考える原則原理から、被リンクはコンテンツの価値を表す指標として使われています。
つまり、多くのウェブサイトからリンクが張られているウェブサイトは、質が高く検索上位に値すると見なされることになります。
被リンクを活用するメリットはさまざまに挙げることができますが、上記のように検索エンジン上で特定のクエリを検索した際、上位表示を獲得しやすくなるといったことがあります。
良質な被リンクが多いとGoogleから評価が高くなるので、結果的に検索の上位に表示されやすくなるのです。
また、ドメインパワーが上がりやすくなるといった効果も期待できるため、良質な被リンクを獲得することは、ウェブサイトのE-A-Tを高める作用を生み出すと考えてよいでしょう。
このようにメリットが多い被リンクですが、以下で、”自分で被リンクを増やす際に効率的な方法を8つ”紹介します。
魅力的なコンテンツを作成する
まず1つめは、魅力的なコンテンツを作成することです。
基本的にどのようなコンテンツもユーザーの疑問や悩みを解決させることが目的となるので、ユーザーの抱えている問題を把握することからはじめます。
抱えている課題に対して、適切な解答がアプローチできるようなコンテンツを用意することが出来れば、ユーザーからも魅力的なサイトであると評価されることでしょう。
また、ターゲット層に沿ったコンテンツ作りも考える必要があります。
年齢や性別、職業といった細かい部分までしっかりとしたペルソナをリサーチして、文字の大きさやレイアウト、”テキスト情報をベースとするか”、”動画を多く利用するか”といった対象となる人物のニーズが汲み取れたコンテンツを提供することで、ユーザー満足度がアップします。
専門性に特化したコンテンツを作る
2つめは専門性に特化したコンテンツ作りになります。
専門性に特化したコンテンツの場合、一次情報源であることが求められることから、他にないオリジナルの情報を発信することで、信頼性を高くすることができます。
他サイトでは見ることができない情報発信を行うことで、ユーザーにとって有益性の高い価値あるサイトを構築することが可能です。
独自性の高いコンテンツを作成する
3つめは独自性の高いコンテンツを作成することです。
検索結果の上位に表示されているウェブサイトの真似をしても、独自性が高いとは言えません。
コンテンツをそのまま移植してしまうと、Googleから”類似した記事である“といった判断をされかねないので、独自性を持った情報を掲載する必要があります。
ご自身で収集した他には存在しないアンケート結果を掲載したり、他社には真似のできないノウハウを取り入れることで、他サイトとの差別化を図ることができるようになります。
最新情報を取り入れる
4つめは最新情報を取り入れることです。
高品質なコンテンツと評価を受け続けるには、最新のトレンド情報を常に発信していくことが求められます。
誰もが既に知っているような古い情報を発信しても、ユーザーにとって有用であるとは言えません。
昨今ではどのサイトでも、コンテンツに1つ1つに公開日時や更新日時を記載していることが多く、公開済みのコンテンツに古い内容が存在している場合は、最新の内容に沿っているかチェックをして、こまめにリライトを行うことが大切です。
ユーザーの評価を可視化できる仕組みを作る
5つめはユーザーの評価を可視化できる仕組みを作ることです。
共感を得られるコンテンツは、外部サイトやSNSでも言及されることが多くなるので、他所で紹介されるようなサイトは、Googleから”高品質な情報を提供できている”という風にみなされます。
グラフや表などを用いて、別サイトでも引用されやすい作りにするとよいでしょう。
コンテンツの見せ方を工夫する
6つめはコンテンツの見せ方を工夫することです。
レイアウトやデザインにこだわり過ぎたあまりに、複雑なインターフェースや構造となっているページは閲覧がしづらくなります。
シンプルでわかりやすく、ユーザーが読みやすい形にまとまったコンテンツにすることがおすすめです。
これらの指標は、Google PageSpeed Insightsで確認することが可能です。
シェアボタンを配置する
7つめはシェアボタンを配置する方法です。
各ページにSNSへのシェアボタンが配置されていれば、訪れたユーザーの負担が軽減されるため、シェアをしてもらえる期待値が上がります。
また、SNSを使ったシェアは直接的な被リンクに結びつくことが多いので、積極的に設置を行うようにしましょう。
スムーズにシェアボタンを押してもらえるように、記事を読む前段階のエリアよりも、ページを読み終わった後半に設置することが効果的です。
自らもSNSで情報発信を行う
8つめはご自身でもSNSを活用することです。
最近では検索エンジンだけではなく、SNS経由でサイトや情報元を見つけることも多くなってきました。
SNSのプロフィール欄に所有しているサイトを記載したり、新規ページの告知や更新内容などを発信することで、SNSを利用しているユーザーにサイトへ直接アクセスしてもえるよう促すことが可能です。
SNSはそのほとんどが無料で気軽に運用することができるツールなので、ウェブサイトを新しく開設する場合は、並行してSNSのアカウントを取得することをおすすめします。
まとめ
そのほかにも権威のあるサイトへ打診を行い、関連するページ同士で情報を補うリンク設置が行えるように依頼することも効果的です。
昨今のリンクアルゴリズムは、文脈や関連性が重要視されていることもあり、ジャンルや内容の関係がないページ間の被リンクは、ほとんど効果がないことから、運営者側が直接リンク設置の営業活動を行うといったことが増えています。

この記事の執筆者・監修者。当サイトの運営者で、目からウロコのSEO対策「真」常識の著者。主にSEO、SXOの考え方について、現場での経験から、どのようにGoogle検索エンジン対策を行えばよいかを具体的に解説できるよう努めています。再検索キーワード調査、トピッククラスター構築ツール、共起語調査ツール、競合キーワード調査ツール、キーワード難易度調査ツール、検索ボリューム調査ツール、サジェストキーワード調査ツール、MEO順位チェックツールの考案者であり開発者。更に詳しくはプロフィールをご覧ください。SEO対策のお仕事に関するご依頼・お申し込みは、こちらのフォームから承っております。