SEOの基本となるビッグワードについて

ビッグキーワード

公開日 2022年1月11日 最終更新日

SEOの基礎知識 ビッグワード

SEOの基本であるビッグワードについて、具体的な例を挙げながら簡単に説明します。
ビッグキーワードの特徴を理解するだけで、ロングテールSEOの実現や、成果につながるサイト作りが楽になります。特にビッグワードで1位になると、流入が大幅に増え、ビジネスに大きな影響を与えますので、しっかりとその概念を理解しておきましょう。

ビッグワードとは

ビッグワード(ビッグキーワード)とは、Googleなどの検索エンジンにおいて、検索ボリューム、つまり検索回数が多いキーワードのことです。検索ボリュームの目安は月単位で数万回以上と、驚異的な数の検索流入を得られるキーワードです。
検索ボリュームの大きさに比例して、競争率も高くなり、競合するサイトが多いため、サイトの質も高くなる傾向があります。

例えば、「無料マンガ」というキーワードは、検索ボリュームが「2,192,000回」を超えるビッグワードです。検索トップページの上位には、アクセス数も膨大な強豪サイトが名を連ねています。

これらの競合サイトと上位を争うことは非常に困難です。

ビッグワードのキーワード構成は、多くの場合は1語で表現されていますが、検索ボリュームが大きければ、2語で形成されていてもビッグワードと呼べるものもあります。

難易度が高いキーワードを具体的に紹介

キーワード Yahoo! Google
無料マンガ 548,000 2,192,000
ビットコイン 366,000 1,464,000
wifi 366,000 1,464,000
ふるさと納税 300,000 1,200,000
確定申告 244,000 976,000
FX 244,000 976,000
予備校 244,000 976,000
ダイエット 200,000 800,000
クレジットカード 73,600 294,400

このように、ビッグワードは難易度が高いですが、攻略できれば大きなリターンを期待できます。

ビッグワードで上位表示させることのメリット

ビッグワードで上位表示するメリットは、大きく3つあります。

  1. 高いトラフィックが見込める
  2. コンバージョン数の増加が見込める
  3. 認知度の向上が見込める

高いトラフィックが見込める

ビッグワードの最大のメリットは、多くのトラフィックが期待できることです。
ビッグワードは検索しているユーザーが多いので、上位に表示されればページを訪れるユーザーも増えます。
ページ単体で集客できる人数が指数関数的に増えるのです。

以下は、Google検索における検索順位とCTRの関係を調査した「Advanced Web Ranking」の最新データです。

Weighted CTR in organic search

https://www.advancedwebranking.com/ctrstudy/

Advanced Web Rankingのデータによると、検索1位の平均クリック率は27.53%です。
「無料マンガ」という検索数が2,192,000回もあるビッグワードで1位を獲得すれば、そのページだけで月間603,457人のユーザーを集客できることになるのです。

ミドルキーワードとロングテールキーワードで同じアクセス数を確保しようとすると、膨大なページ数が必要になります。

認知度の向上が見込める

また、ビッグワードで上位表示されることの別のメリットは、認知度やブランディングの向上につながることです。月間検索回数が多いビッグワードの場合、1ページ目に表示されるだけでホームページの表示回数が増えます。そのため、会社名やサイト名、商品名、サービス名などの露出が増え、認知拡大に大きな効果を与えます。

更に検索ユーザーは上位表示されているサイトを有名で信頼のおける企業であると評価する傾向があるため、イメージを向上させるブランディングに活用することができます。

コンバージョン数の増加が見込める

ビッグワードで上位表示されれば、ウェブサイトへの訪問者数に比例して、より多くのコンバージョン獲得が期待できます。また、認知度が上昇した事により、信頼の出来るサイトであるといった認識から、成約に至るまでの抵抗感が低下するといった相乗効果も見込まれます。

上記のような3つのメリットから、ビッグワードを狙いたい気持ちはわかりますが、その前に次章で紹介するデメリットも確認しておく必要があります。

ビッグワードのデメリット

SEO対策を開始した当初は、ビッグワードに集中したり、無理に上位表示しようとするべきではありません。

理由としては、コストパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性が高く、コンテンツ設計の難易度も上がってしまう恐れがあります。

具体的には、以下の3点にあります。

  1. 競合他社が多いため上位表示が難しい
  2. 検索意図の把握が困難
  3. コンバージョンへの誘導が困難

競合他社が多いため上位表示が難しい

ビッグワードには多くの魅力がありますが、欠点は競争相手も多いことです。競争率が高ければ高いほど、検索結果の上位に表示されるのは難しくなります。

ビッグワードの場合、大企業やメーカーサイトもライバルになります。すでにビッグワードで上位表示されているウェブサイトは、品質が高く、多くの費用と時間を費やしていることでしょう。ビッグワードで上位表示させたいのであれば、より質の高いウェブサイトを構築していく必要があります。

SEOで上位表示させるためには、1つのページが高品質であればいいというわけではなく、ドメイン全体の評価もポイントになります。検索エンジンの特性として、オフィシャルサイトやサービスサイトよりも上位には表示できないこともあるので注意が必要です。

検索意図の把握が困難

ビッグワードは、独立した単語キーワードの検索回数が多いのが特徴です。例えば、「ビットコイン」というキーワードは、検索回数が1,464,000回というビッグワードでになりますが、「ビットコイン」を検索するユーザーは、様々な意図で検索を行っています。「ビットコインとは何か?」「ビットコインが購入できるサイトは?」「ビットコインの価格が知りたい」「仮想通貨の概念を学びたい」「ビットコインのニュースや話題を探している」など、幅広いニーズが考えられます。

検索キーワードを「ビットコインとは」幅を広げることにより、検索数は減りますが、ユーザーのニーズを把握してページを作成することができます。ビッグワードではユーザーの検索ニーズを把握することが難しいため、目的のニーズを満たすページを作成することが非常に困難です。

コンバージョンへの誘導が困難

最後の問題点は、コンバージョン(CV)につながりにくいという点です。

コンバージョンとは、サイト運営者が訪問したユーザーに取って欲しい最終的な行動のことで、例えば商品の購入、サービス契約、オンライン予約、問い合わせ、資料請求、情報の入力などがこれに当たります。

ビッグワードで検索するユーザーは、流入時点では、まだ具体的な行動を起こす段階ではない場合が多く、深い悩みを抱えいたり、即購入に至る可能性が低いのです。

いくらアクセス数が多くても、訪問者が何らかのアクションを起こさなければ、上位表示化されている意味がありませんので、コンバージョンを目的とした結果を出したいのであれば、ビッグワードは避けた方が無難です。

まとめ

改めてのおさらいになりますが、ビッグワードとは、月間検索ボリュームが多いキーワードのこと。

ビッグワードで上位表示できれば、多くのアクセスが期待できますが、その難易度は高く、SEOに取り組み始めた当初に狙うべきキーワードではありません。

最初はロングテールキーワードで地道に上位を目指し、中長期的にビッグワードを狙うのが最も賢明な方法です。

特にサイトを立ち上げる前は、何をすればいいのか分からないと感じているサイト運営者も多いはずです。

スモールキーワードから質の高いウェブページを増やし、ドメインのパワーを高めることで、Googleから高評価を得やすくなります。ビッグワードで検索結果の上位を狙うには、予算も時間もかかるかもしれませんが、結果を出すことを目指すのであれば、地道にSEO対策を積み上げていくことが大切です。

当サイトの運営者。
主にSEO、SXO、Googleの考え方について、現場での経験をもとに、どのように対策を行えば良いかを具体的に解説できるよう努めています。詳しくはプロフィールをご覧ください。

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