被リンクによる外部SEO対策

取り扱い注意の禁断の技

本記事は非常にテクニカルな内容となるので、少し長くなることをご了承ください。

被リンクによるSEO対策というと、その表現だけで受け付けないという方も少なくありません。

このような現象は、被リンクに関して間違えた考え方を持つ人、説明を行っている人達に要因があると考えられます。

特にSEO業者やWEBコンサルタントにそのような誤った考え方を持つ方が多い事から、同業として残念に思うことがしばしばあります。

被リンクによる失敗は、単純に経験不足。
SEO業者に依頼して痛い目を見た方は、選んだ先が悪いといった判断ミスかと思います

そもそも被リンクに関して「知りたくもない!」と思われている方であれば、このサイトには【良質な記事の具体的な書き方】や【適切なディレクトリ構造とパンくずリストについて】といった内部SEO対策に触れた記事が多くあるので、そちらをご覧いただければと思います。

「いやいや、実は被リンクの効果は薄々感じてはいるのだけれど・・・」と、気づいてはいるものの、あまり良い思い出がなかったり、ペナルティになる事を恐れて手が出せないといった方もいるでしょう。

そのような方は、是非この先を読み進めていただければと思います。

被リンクの種類

そもそも、被リンクによる外部SEO対策は、非常に強力な順位上昇手段の1つではありますが、反面Googleにペナルティを課せられるといったこともある諸刃の剣です。
効果はあるのに、何が危険かをリンクの種類とともに解説していきます。

ナチュラルリンク

自然に貼られる被リンクの事です。
カフェを運営されている方で、公式サイトをお持ちであれば、常連さんのブログなどから「このお店のコーヒーは、すごく美味しいよ」と、外部リンク付きでお勧めされたり、SNSなどで写真とセットに被リンクをもらった経験をすることがあります。
これがいわゆるナチュラルリンクと呼ばれているもので、自然に貼られる紹介リンクとなります。

不自然なリンク

この表現を見てドキっとされた方は、Googleからペナルティを受けて、痛い目を見たことのある方かもしれません。
要するに検索順位上昇を目的として、作為的に貼られた被リンクのことです。
Googleはこのような不自然なリンクを検知した場合、サイトにペナルティを付与したり、ペナルティは無いものの、被リンクとしての効果を与えないといった評価を行うのです。

被リンクは違法ではない

勘違いしてはいけないのは、被リンクは違法ではないという事です。
個人的に感心させられるのは、多くの人が「被リンクによるSEO対策はとても悪いことである」といった認識を持っており、違法行為のように毛嫌いしている点です。
この風潮を作り上げたGoogleによる印象操作には、ある意味敬服させられます。

しかしながら、Googleによるペナルティを受けてしまったサイトは、検索エンジンにおいての集客は絶望的になり、結果として大きな損害を被ることから、違法行為を行ったと同等の扱いを受けてしまうので、そのような悪い印象に拍車をかけます。

Googleは、インターネット界の頂点に君臨しているといっても過言ではありません。
検索エンジンを活用するユーザーを独占しているので、むしろGoogleが独禁法に抵触しているだろうという気もしますが、あまり言うと、このブログもGoogle様から抹殺されてしまうので、これ以上の発言は控えます。

Googleによるペナルティの種類

正直な話をすると、私が携わったことあるサイトでもペナルティを受けたことが何度かあります。その数は、数百回とは言いませんが、数十回はあったと思います。
しかしながら一言でペナルティといっても、その種類は様々で、代表的なものを例として挙げると、【不自然なリンク】や【質の低いコンテンツ設置】、【危険サイトへの発リンク】や【違法ダウンロードファイルの存在】といった内容になります。

詳しくは、下記のGoogleガイドラインでも確認することができます。

コンテンツの自動生成
リンク プログラムへの参加
オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
クローキング
不正なリダイレクト
隠しテキストや隠しリンク
誘導ページ
コンテンツの無断複製
十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
リッチ スニペット マークアップの悪用
Google への自動化されたクエリの送信 ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

いつものことですが、抽象的な表現ばかりです。

さて、この中に【十分な付加価値のないアフィリエイトサイト】(質の低いコンテンツ設置)という表現がありますが、正直な感想を言うと「余計なお世話」です。価値があると思って公開しているアフィリエイターに対して、Googleの主観で価値がないとは非常に不愉快です。

ちなみにアフィリエイトサイトではない【個人のブログ】でも、このペナルティは飛んでくるので、趣味で営んでいるサイトに対してこのような仕打ちは納得のいかない事が多々あります。

このようにペナルティの種類は多様ですが、被リンクによるペナルティの多くは、主に【不自然なリンク】に該当します。

ペナルティの解除方法

私は「不自然なリンク」によるペナルティは、SEO対策を行っているサイトで「まともに受けた」事は少ないのですが、ペナルティとなったサイトに携わったり、過度な実験による失敗は何度も経験したことがあります。
ちなみに、サイトが何らかのペナルティを受けてしまっても、そのドメイン内で過去3~4回までのペナルティであれば、Googleに再申請リクエストを行うことでを解除できる可能性があります。

「不自然なリンク」は概ね4回目以降だと、非常に解除が困難となる為、ドメインを変えた方が手っ取り早いのですが、数年すると勝手に解除されている事もあるので、致命的な下落でなければ放置しても良いかもしれません。

さて、解除申請の際には、問題となっている要素をしっかりと取り除いた上で、Google Search ConsoleからGoogleにお許しを請わなければなりません。

手動による対策サンプル:不自然なリンク
手動による対策サンプル:悪質なスパム

ペナルティの回避方法

ここで本題になりますが、【どのようにすれば被リンクによるペナルティを回避できるのか】です。

答えは簡単で、作為的に行わなければいいだけです。
もう少し詳しく解説すると、本当に作為的に行っているかといった事実はさておき、作為的に行っていない事にすればいいわけで、その回避策さえわかってしまえば、不自然なリンクによる「ペナルティは受けづらく」なります。

本来であれば「ペナルティを受けない」と言い切りたいのですが、この【不自然なリンク】には、Googleの誤判断が稀に起こります。

私の知人にパソコンやネット関連のリテラシがお世辞にも高くない、人材紹介サイトを運営されているKさん(仮)がいます。
「被リンクってそもそもなんだ?」といったレベルの知識しか持っていないのですが、ある日突然、彼が所有しているサイトが【不自然なリンク】によるペナルティを受けてしまったのです。

ネガティブSEOを受けた?ご認識?

原因はなんだったのでしょうか?
「ライバル関係にあった他社から、作為的なリンクを大量に付けられた」。または、善意で紹介してくれた被リンク元の質が低く、「質の低いページから大量にリンクが貼られている」とGoogleに判断されてしまったか、真相は謎のままです。

彼のサイトは、完全に冤罪ではありますが「初犯」という事もあり、リンク否認と他サイトへのリンク掲載取り下げを依頼した事で、早期にペナルティ解除ができました。
しかしながら、なんとも恐ろしい話です。

話を戻すと、どのような状態にあっても「不自然なリンク」によるペナルティを課せられる可能性があるので、作為的か否かは関係なく、サイトを運営している以上は「ペナルティを受けない」と言い切れないのです。

上記のようなことも踏まえて、自サイトはSearch Consoleに登録しておかないと、気づかぬうちにペナルティを受けてしまっている可能性があるので、常にサイトのコンディションをSearch Consoleで確認し続ける必要があるでしょう。

余談ですが、この「不自然なリンク」によるペナルティは、昨今のGoogleではあまり聞かなくなりました。
個人的な見解では、ライバルサイトや競合他社が意図的に悪質なリンクを貼ることによって起こす冤罪を回避する為に、Googleはあくまでも不自然と判断した被リンクは「プラスの効力を無くす」といった手法を取っているように感じます。
俗に言う「ネガティブSEO」といった直接的な嫌がらせは出来なくなっている傾向があるので、あまりにもバレバレの作為的な被リンク以外は、そもそもペナルティが作用しにくくなっている可能性があります。

ペナルティを受けるリスクを小さくする

上記のような、不自然なリンクによるペナルティの受けづらい被リンクの構築は、作為的に行われていると判断されてしまうような要素を徹底的に取り除く事で実現可能になります。

決して「作為的にリンクを貼ってはいない」「これは自然なリンクなんだ」と念じながらリンクを設置する事ではありません。

Googleはあくまでもネット上に存在するシステムなので、リンクの設置者を検知できる範囲やポイントは限られています。
Googleがどのような部分を見ているかを理解することで、論理的にペナルティ回避を行うことが可能なのです。

不自然なリンクにならない被リンクサイトの作り方

まず、この説明に入る前に、皆さんにお伝えしておくべき事があります。

最近、この被リンクの話題を取り上げると、「とある勘違い」が非常に多いことに気がつきました。

被リンク元サイトとは、自分が運用しているサイト、つまりSEO対策を行いたいサイトとは別ものです。
以降に説明する被リンク元サイト(自サイトに向けてリンクが貼られているサイト)とご自身のサイトと混同しないでください。

正しく理解していないと、途中からどちらがどちらかワケがわからなくなり、何を解説しているのか話を追えなくなるといった事態に陥ります。
WEBの仕組みに関する最低限の知識をお持ちでない方が、特にこの罠にハマりやすいのでご注意ください。

では、上記をしっかりと踏まえた上で読み進んでください。

ペナルティを回避する為の具体的な7つの方法

以下の7つは、すべて被リンク元サイトの話です。
1つ1つ解説していきます。

①同じIPアドレスにしない

サイトにはドメインと対になっているIPアドレスというものが存在します。
これは人間に例えてわかりやすく説明すると、【表札(名札)がドメイン】で、【住所がIPアドレス】になります。
人間と一緒で、そこに【住んでいる人の名前】と、【都道府県、市区町村、番地】といった位置情報があるのです。

ドメインは1つ1つ別にして、一見違う所有者に見せかけたサイトを作成しても、このIPアドレスが同じであると、【名前は違っても住所は同じ】という判断をGoogleに下されてしまいます。
つまり、見せかけだけの複数ドメインで、所有者(オーナー)は同一人物
であるとみなされるのです。

更にわかりやすく説明すると、IPアドレスが1つで、そこに複数のドメインが割り当てられているパターンは、現実世界でいうマンションやアパートといった集合住宅と同じです。
少し専門的になりますが、バーチャルホスト型といったホスティングサービスがこれに当たります。
一方、IPアドレスが1つで、ドメインが1つだけ割り当てられているのは一軒家(戸建て)となります。

このように複数のドメインから発リンクを設置したとしても、IPアドレスが同じであった場合は、同一人物が所有しているドメインからの作為的なリンクとなり、【不自然なリンク】と認定される危険性が高く、ペナルティの対象となり得ます。

勘違いしやすい点として、IPアドレスが同じの複数ドメインからの発リンクであっても、SEO対策先の対象ドメインに向けたリンク元ドメインが1未満であれば、ペナルティの直接的な要因となりません。
SEO対象となる自サイトが複数ある場合は、同一IP内にドメインを複数設置して1サイトへ向けて1つのリンク(ドメイン)とすればIPを使いまわせるのです。
あくまでも1つのサイトが受ける被リンクは、同一のIPアドレスの1つ以上のドメインからリンクが貼られていなければよいのです。

これは複数のホスティングサービスに契約してIPを分散させたり、そもそもIPを分散させる事を目的としたIP分散サーバといったサービスを利用したりすることで解決できます。

②異なるコーディング

被リンク元サイトの大量生産を行う場合、ほとんどの方が、その利便性からWordPressなどのCMSを用いるかと思います。
1つ2つであればオリジナルのスタティックなコーディングで対応できるかもしれませんが、100、200となると、CMSを用いたテンプレートを使わざるを得ません。

また、仮にCMSを使わず、1つ1つ手作りで構築したとしても、製作者のクセやパターンがどうしても目立ってきます。
これは、レンダリングされたサイトの見た目(デザイン)が問題ではありません。
ここもよく勘違いしている方がいますが、レイアウトを変えたり、色を変えたりといった表面的な要素はあまり重要ではありません。
もちろん、Googleはレンダリングエンジンも強力ですので、視覚的にも類似性を持たせない事に越したことはありませんが、それ以上に重要なのはHTMLのソースコードになります。

Googleはソースコードを解析した際に
・「このサイトはいつも<title>タグの次にmeta descriptionが来るな」
・「グローバルメニューが必ずロゴの下に5つの項目であるな」
・「hタグの使い方やページの構成がいつも同じだな」
・「cssやjsファイルがいつも同じだな」
・「文章は異なるが、必ずこのクラス名を使うな」
というように、挙げていくとキリが無いくらい様々な類似点をいとも簡単に発見していきます。
不運なことに、Googleはこのような解析は非常得意で人間よりも精度が数段上です。

複数の被リンク元サイトを保有しなければいけない為、増えれば増えるほど、更にGoogleもパターン検知がしやすくなるのです。

つまり、都度オリジナルのHTMLパターンを出力することが条件です。
この世に1つしかないHTMLテンプレートを被リンク元サイトに1つ1つ個別に適応させる必要があります。

③最低限の日本語力で書かれたオリジナル記事

オリジナルの記事を書くには時間や資金を使うことになるので、簡単に用意することは出来ません。
一時期流行ったワードサラダといった文章をバラバラにして繋ぎ直すといった「スパムまがいの手法」がありますが、これは現在Googleには通用しなくなっています。
今でも中古ドメインの調査を行う際にワードサラダで構築されたサイトを見かけることがありますが、SEO対策として通用しないどころか、Googleから高確率でペナルティを受けてしまいます。
しかしながら、なぜか死に絶えていないのは私も疑問です。

つまり、最低限のルールとして、オリジナルの記事を人間が書かなければなりませんが、大量にサイトを作成する場合は、このライティング業務の負担が大きくなり、コピペやスクレイピングプログラムに頼った原稿やコンテンツになりがちです。

文章の上手い下手は、実はそこまで気にすることはないのですが、「何が書いてあるのかわからない」、「どのサイト(ページ)においても似たような表現や単語で構成されている」、「文節を入れ替えてるだけ」の記事であると、前述のパターン検知に一発で引っかかります。

つまり、1つ1つ完全にオリジナルの記事を人の手で書かなければなりません。

④設置者の回線IP

凡ミス行為として、①のようにIP分散されたオリジナルの被リンク元サイトを折角作ったにも関わらず、Google AnalyticsGoogle Search Consoleまとめて被リンク元サイトを登録してしまう人がいます。
これでは即座に誰が管理しているかGoogle Account情報で検知されてしまいます。
仮にそれぞれ個別のGoogle Accountを複数取得したとしても、あなたが操作している端末のIPアドレスが同じなので、ログインした際に身元が割れてしまいます。
また、GoogleはCookieを発行しているので、IPを変えても、同じ端末やブラウザからGoogle Accountにログインすることで、同一人物である事がバレてしまいます。
更にGoogle ChromeといったGoogleが配布しているブラウザを使ってしまうと、あなたの行動は監視されている可能性が非常に高いため、SEO対策を行う上では活用には十分注意しなければならないソフトウェアの1つと言えるでしょう。

Google AnalyticsやSearch Consoleを使用しないことがベストですが、Search Consoleは登録しておかないと、クローラーが来訪しないといった問題が出てきてしまうので、被リンクが存在していたり、既にGoogleにキャッシュされている中古ドメインを使用することで、この問題を解決できます。

中古ドメインに関しては、「中古ドメイン(オールドドメイン)取得時の心得」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

⑤ドメイン年齢と過去のコンテンツのジャンル

被リンク元サイト用のドメインを用意する際、ドメインを新規取得される方が多いと思います。

新しく取得したドメインであると、Googleからは生まれたての新ドメインという認識となり、ドメインの信頼度を得られていない状態からスタートすることになります。

既に何年も運用されていたドメインで、且つ外部SEO対策を行いたい発リンク先とコンテンツマッチしたドメインを所持していれば、古くからある同ジャンルの老舗ドメインからのリンクとしてGoogleから評価されますが、そのようなドメインを予め用意している方はあまりいないのではないでしょうか。

新しく取得した被リンク用ドメインでも、サイトを公開して運用を行えばドメイン年齢が稼げますので、新人サイトからコツコツと育て上げることも可能です。

なぜこのように、ドメイン年齢を経過させてから被リンクを設置しなければならないかと言うと、ペナルティ検知が働いているからに他なりません。

Googleから「このサイトは新規で取得されたドメインばかりから、やたらと被リンクを受けているな」と、検知されることを回避する必要があります。

1つ2つであれば問題無さそうですが、一般的な被リンクは、既に何年も運用されている信頼あるドメインから受けることが多いので、短期間のうちにドメイン年齢の無い(または、ついこの前取得された)サイトから複数リンクが貼られることは不自然なのです。
では、1年くらい育ててからであれば大丈夫か?というと、そういうわけでもありません。
1年くらいというパターンもおかしいので、例えば3ヶ月、6ヶ月、10ヶ月と複数のドメイン年齢をバラバラに管理しつつ育てながら、適当なタイミングで被リンクを設置することで不自然さを回避できます。

また、WHOISの登録情報にも気をつけてください。
ご丁寧に取得者の名前や法人名、その他の情報を公表している方がいますが、WHOIS情報は誰でも閲覧が可能な為、当然Googleも把握できる情報です。
冷静に考えれば被リンク元のドメインが同じ所有者であった場合、Googleからどのような扱いを受けるか察しがつくのではないでしょうか。

とはいえ、上記のような問題点を把握できたとしても、自然な被リンク元ドメインを用意するには手間が掛かりすぎて管理ができない、サイトが育つまで待っていられないのが現実です。
そういった場合、ここでも中古ドメインを活用することで、問題解決が可能です。

⑥被リンクの設置ペース

これは説明するまでもありませんが、被リンクを設置するペースの事です。
例えば、今までは月に平均2~3本程度のペースで被リンクを受けていたサイトが、「被リンクSEOを始める」となった瞬間に突然100も200も被リンクを受けるのは、あまりにも不自然なので一発退場です。

雑な被リンク型SEO業者に依頼した場合、その業者が保有する質の低い大量のブログといったものから、数日の内に数万件もの外部リンクが貼られてしまったという話も聞きます。

このようなレベルの低い業者による対応が、被リンク型SEO対策が衰退した要因であると考えられます。

⑦1つの被リンク元サイトに設置されている発リンクの数

これも上記のようなSEO業者に依頼すると発生しがちな問題なのですが、外部SEO対策を行う業者は通常クライアントを大量に抱えています。
1クライアント毎にドメインを取得し、オリジナルの記事を書き、IP分散を行うといった工程はコストと手間の面から、まず行われません。
つまり、SEO業者の都合から、彼らが被リンクSEO対策を請け負っている全てのクライアントに対して、1つの被リンク元ドメインからジャンルすらも無視して、一括で複数の発リンクを設置するといった適当な処理をしているのです
これもGoogleのパターン検知に簡単に引っかかってしまいます。

以上のようなことから、被リンク元ドメインには発リンクは1つだけ設置しましょう。

と、結論づけたいところですが、もうひと手間加えると更に検知回避の精度を上げることができます。

ズバリ、競合するライバルサイトへも1か2つだけ発リンクを設置してあげましょう。
「えっ?ライバルサイトを発リンクを貼ったら、競合となるサイトをGoogleは評価してしまうのでは?」と思ったことでしょう。

それで良いのです。

1つ目、2つ目、3つ目…と被リンク元サイトを複数作っていくのであれば、ライバルサイトをランダムに差し替えて発リンクを設置してやります。
1ドメインに1つライバルサイトを設置できれば、被リンクの供給パワーは1リンク以上増えないので、目的の対象サイトへの被リンクだけが増えていく事になります。

1リンクくらいは競合サイトにくれてやりましょう。

なんのメリットがあるのかは説明するまでもないと思いますが、平等に競合サイトへ発リンクを設置することにより、作為的なSEO対策を疑われないように見せることが出来ます。
また疑われたとしても、どこのサイトを対象にSEO対策を行っているのかを特定させにくくできるのです
また、リンク先の並び順をランダム化させることでHTMLコーディングのパターン検知回避にもなります。

不自然なリンクにならない外部リンクサイトの作り方のまとめ

上記に述べた7つの項目は、あくまでもペナルティ回避をする為の考え方です。次は被リンクで順位上昇の効果を上げるための施策を解説していきます。

SEO効果をあげる外部リンクサイトの作り方

SEO効果を上げる被リンク元サイトを作る為の4つのポイントです。

①Class C IP分散

ペナルティ回避においてもIP分散の話が出てきましたが、被リンクの効果を上げる作用にも一役買っています。

外部SEO対策を行う上では基本中の基本であり、これが出来ていないと被リンク効果を十分に発揮させることが出来ません

Googleは、複数ある被リンク元サイトのIPアドレスが、CLASS Cまで同一であった場合、「発リンクのパワーを弱める」といった考え方で特許を取得しています。

ペナルティ回避で説明したIPアドレスの分散は、同一のものを使用してはいけないといったルールでしたが、被リンクによる順位上昇効果を十分に発揮させる為には、CLASS C以上の値が異なるサイトからの発リンクでないと、被リンク効果を得られないといったアルゴリズムです。

ペナルティ回避だけを目的とするのであれば、CLASS Dの変更でも効果が見込めますが、増やす度に効果が薄まるので、あまりやる意味が無くなります。

つまり、
123.131.125.112から発リンクを貼ってしまうと、
123.131.125.113から発リンクを貼っても対象先のサイトが同一であった場合は、外部リンクの効果がしっかりと得られないという事になります。

この場合、外部リンクの効果を得るには、
123.131.125.112

123.131.126.112
といったように、CLASS C以上の値を変更しなければなりません。

これもIP分散型サーバであれば実現可能な施策です。

②ジャンルを合わせる

例えば「FXで儲けるためのテクニック」を紹介しているサイトから、「築地の寿司屋さんのホームページ」に発リンクを貼っても、関連性が少ない為に効果は薄くなります。
人間と同じように、知名度が高く、特定ジャンルにおいての専門家から紹介を受けた人物ほど、信頼がおけるものです。

③MFI特化型サイト

現在インターネットユーザーにおける、スマホとタブレット使用率はPCと比較すると過半数以上と言われています。
古くからWEBに携わってきた人ほど陥りやすい罠なのですが、PCサイトは既に必要とされていません。

サイト制作会社の方で、コーディング前にデザイン案や構成案を提出する事があると思いますが、その際未だにPCで閲覧した際のラフを出される方がいます。
せめてスマホ版もセット(SEOを意識するのであれば、むしろスマホのみで良い)で、提案することをおすすめします。

当サイトでは何度か話に出てきていると思いますが、Googleは既にMFIを導入しています。

モバイル ファースト インデックス登録とは、Google のインデックス登録とランキングで、モバイル版のコンテンツを優先的に使用することを意味します。これまで、ユーザーのクエリとページの関連性を評価するにあたっては、主にパソコン版のページのコンテンツがインデックスで使用されていました。今ではユーザーの大半がモバイル デバイスから Google 検索にアクセスしているので、今後、Googlebot は主としてスマートフォン エージェントでページのクロールとインデックス登録を行うようになります。
モバイル ファースト インデックス登録に関するおすすめの方法

今後はどのようなサイトであっても、MFIを意識してサイトを構築する事をお勧めします。被リンク元サイトであっても同様で、AMPやPWAが導入されたユーザービリティとクローラービリティの高い軽快なサイトを用意することが、効果的な被リンク対策と言えるでしょう。

④ドメインへの被リンク

Googleは被リンク元サイトの【ジャンル】や【並べられている単語程度の意味】は大まかに理解していますが、記事そのものの良し悪しは内容だけで判断できていません。

よって、そのドメインがどれほど長く信頼のおける管理者のもとで運用されていたか、多くのアクセス数を稼いでいたか、自然な被リンクを受けているかなどを見るしかないのです。
もちろん、その他にも様々な評価軸があります。
つまり、上記のような信頼あるドメインからの発リンクのみを評価するといった仕組みです。

当然ながら、設置されているコンテンツは何でもよいというものではなく、リンク先のサイトと取り扱うジャンルを出来るだけ合わせるといった考慮も必要とされます。

まとめ

改めてになりますが、これら全ては被リンク元サイト、つまり発リンクを設置しているサイトの事です。
しつこいようですが、順位を上昇させたいサイトではなく、あくまでも「リンクを設置している」外部のサイトの話なので、混同しないようご注意ください。

さて、いかがでしたでしょうか。
「なんとなく理解できたけど、そんな手間のかかる事はできないし、実際構築できるようなスキルもない」と感じられた方もいるでしょう。

私はたまたまプログラミングが趣味程度で出来たこともあり、未だにコツコツとアップデートはしていますが、基幹システムは数年前に自分自身で構築することが出来ました。
理論さえ伝えることが出来れば、システム開発を他社に依頼したとしても、大した費用はかからないと思います。
ただ、説明するのに労力が掛かるのと、理解してもらうは少々面倒な点、またアップデートやアルゴリズム変更に対応する必要もあるので、サーバ運用スキルやプログラムスキルは、基本的なことを是非身につけておいて損はないと思います。

上記のような考え方をもとに、現在も被リンクの成果を見ていますが、やはり未だに絶大な効果を発揮します。

被リンクは終わったと言われますが、そんなことはありません。

一昔前と異なり、現在は被リンクだけで上位表示化を実現するのは難しくなりましたが、順位上昇に影響を及ぼす指標の1つであると断言できるでしょう。

当サイトの運営者。
主にSEO、SXO、Googleの考え方について、現場での経験をもとに、どのように対策を行えば良いかを具体的に解説できるよう努めています。詳しくはプロフィールをご覧ください。

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