効果的なアンカーリンクの使い方

表現方法は大きく分けて2パターン

HTMLによるハンパーリンクには、主にアンカーテキストリンクとイメージファイルを使用した画像リンクの2パターンがあります。

ご存知のようにアンカーテキストリンクは、テキストをハイパーリンク化する手法で、内部リンクやコンテンツナビゲーションに使用されます。

アンカーテキストリンクの例

一方で画像リンクは、デザインを伴うリンク表現を行いたい場合に使用されます。キャンペーンバナーや商品紹介に使われることが多いでしょう。

画像リンクの例

Googleは、画像よりもテキスト情報の解析を得意としています。

例えば、
<a href=”/profile/”>プロフィール</a>

とすると、「ここはおそらくプロフィールのページだな」とおおよそリンク表現だけでGoogleに認識してもらえることが出来ますが、
<a href=”/contents03/”><img src=”/img/photoimage03.jpg”></a>
とした場合、どのようなコンテンツに向けてリンクが貼られているのかGoogleに認識させることが困難になります。

人間は視覚的に画像リンクのほうが、意味を理解しやすい傾向がありますが、Googleはその逆で、キーワードを意識したSEO対策を意識するのであれば、テキスト情報を盛り込んだアンカーリンクを用いることが最適です。

画像リンクを用いたテクニック

しかしながら、画像を用いたリンクを貼りたい場合でも、以下のように表現すればテキスト情報も含めることが出来ます。

【スタイルシート】
.menu a {
background:url(profile.jpg);
width:250px;
height:250px;
display:block;
}
.menu span {
visibility: hidden;
}
【HTMLコード】
<p class=”menu”>
<a href=”/profile/” title=”プロフィール詳細ページへ”><span>プロフィール</span></a>
</p>

上記のような手法を行うと、「隠しテキストはスパムになるのでは?」と心配される方がいますが、Googleの誤認識を目的とした施策でなければ、ペナルティにはなりません。

alt属性を使用する

<a href=”/profile/” ><img src=”./photo.jpg” alt=”プロフィール”></a>

一般的には、上記のように【alt属性】を含めるだけでよいと考えられている方がいますが、【alt属性】は画像自体の代替テキストであり、リンク先の情報を訴求する使い方としては弱いのでお勧めではありません。

外部リンクと内部リンクの使い分け方

アンカーリンクは使い方一つで検索エンジンからの認識が大きく変わります。
正しく使えば、サイト全体の評価が上がるだけではなく、ページそのものが何を意味するのか、どの程度重要なのかといったことをGoogleに訴求できる数少ない手段の1つです。

外部サイトからのアンカーリンク

一言でリンクといっても他サイトから受ける外部リンク(被リンク)と、サイト構造を表現する内部リンクとでは、役割が大きく異なります。

まず、外部からの被リンクは、主にサイトのE-A-Tを高めます。
※詳しくは、【独自視点から見るE-A-Tの考え方】を参照

つまり第三者からの評価を受けることになるので、被リンク元の信頼度や権威性、専門性が重要視されます。
リンク元の信頼度と権威性が高ければ、少しだけそのパワーをリンク先におすそ分けできると考えてよいでしょう。また、ジャンル(専門性)が一致していれば、更に効果を高めることが出来ます。

リンク元の質が低く、誰が書いているともわからない信頼の無いサイトからの被リンクは効果が薄く、ジャンルが一致していないようであれば専門性も評価されません。
外部リンク対策の効果や具体的な設置方法に関しては、秘伝!被リンクによる外部SEO対策を御覧ください。

また、アンカーテキストリンクの貼られ方にも注意が必要です。
自分が他サイトを評価して、リンクを貼りたいと思ったときを想像するとわかりやすいのですが、例えば陶芸のサイトから、【土の練り方】に関して、詳しく動画で説明しているサイトにリンクを設置するとしましょう。

この場合「土 練り方」と端的にキーワードだけを用いた被リンクを受けることが好ましいでしょうか。

私が初リンク元の設置者であれば、「詳しい土の練り方(動画解説付き)」といったわかりやすい外部アンカーテキストリンクを設けます。

サイト運営者としては、自サイトの質も高めたいという意識があるので、訪問者にわかりやすい説明でリンク設置を行うはずです。
被リンクを受ける側(リンク先)の理想としては、「陶芸」「土」「 練り方」といったキーワードでリンク設置して欲しいと考えるかもしれませんが、単語のみで形成された端的なキーワードリンクより、不自然ではなく、わかりやすい関連ワードを用いた自然なアンカーテキストリンクの方をGoogleは評価するのです。

わざわざアンカーテキストに陶芸と表記しなくても、リンク元サイトが陶芸に関する信頼性と権威性があれば、必然的に【陶芸】といった未表記キーワードも評価される仕組みになっています。

目的のキーワードを極端に尖らせたアンカーテキスト表現は、逆に効果を落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

内部のアンカーリンク

一方、内部リンクはキーワードを尖らせる効果を持っています。

しかしながら、E-A-Tを上昇させるには効果がほぼ無いので、主にサイト内の構造やコンテンツを明確化する役割を担っていると考えてよいでしょう。

【リンク先のページには何が書かれているか】を記載する事で、対象ページのキーワード設定を行うことができます。

先程の外部リンクと違って、こちらは「土の練り方」と端的に表現しても問題ありません。また、キーワードタグなどを使って、対象ページに「土 練り方」とストレートに表現することで効果を上げることが出来るでしょう。

一般的なサイトを見ても、グローバルメニューやタグクラウドには直接キーワードを表記しているはずです。

グローバルメニュー
キーワードタグ

サイト内リンクは、メニューやボタンをシンプルなキーワードで設置する傾向があり、外部からの被リンクは、詳しい見出しが記載されているといった傾向があるので、Googleはこれをしっかりと認識しています。
上昇させたい目的のキーワードがある場合、内部リンクを用いて強化すると良いでしょう。

また、キーワードは内部リンクが貼られている数や位置、文字の大きさなどによって、ページ内におけるキーワードのプライオリティが決定されます。

つまり、キーワードは適切な構造や表現方法を用いることで、コンテンツで重要視するべきキーワードをGoogleに訴求させることが出来るのです。

構造化に関しては、適切なディレクトリ構造とパンくずリストについてでも少し話題に触れています。

まとめ

リンクの実装方法としては、サイト上においてアンカーテキストリンクや画像リンクであったり、状況によりスクリプトを用いて実現することもあります。
Googleに対してのクローラービリティも当然のことながら、ユーザビリティも考慮しつつ、適切なリンク表現を使い分けられるよう理解を深めておくことをお勧めします。

当サイトの運営者。
主にSEO、SXO、Googleの考え方について、現場での経験をもとに、どのように対策を行えば良いかを具体的に解説できるよう努めています。詳しくはプロフィールをご覧ください。

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